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6/9 その2

おそらく、もう少しすると、かなりハードな日々が始まりそうな気配が漂いだした今日この頃。

嵐の前の静けさ・・・というか何というか、
ここ最近はいつにも増して、超・・超スローペース。
まぁ、たまにはいいか、こんな時があっても・・・な~んて、ごまかしてはみるものの、
ほんとうは、このBlogに書く気になる時ってのは、もう既に、“かなりきてる”・・・って時が殆ど。
何がきてるのか?・・・それはわからない。

長野市は小さな地方都市にしてはバンドやってる…っていう人が多いような気がする。
既に、かつてのライブハウスの殆どは無くなってしまったけれど、新しいライブハウスは市内のあちらこちらにたくさんあるようだ。
東京行きの大きなきっかけとなったライブハウスも今は既に無いけれど、そのライブハウスのあった場所がまたライブハウスとなっていることは、なんだかとても嬉しい。
そこを運営している彼らは、自分たち家族が長野市に暮らすことになる一つのきっかけだったと思っているのだけれど、どうも恥ずかしくてそんなことは彼らには言えない。

自分が最初にこのまちに暮らしていた頃?っていうと、もうずいぶんと昔のことだけど、あの時、バンドやってなかったら、東京からやってきたあのバンドに脳天揺さぶられなかっただろうし、東京になんて行ってなかったかもしれないし、美術なんてよくわからないものにも出会わなかったかもしれないし、今のような自分にはなっていなかったかもしれない・・・。

あの頃どう思っていたかなんて、もうよく覚えていない・・・けど、バンドやってたのは音楽が好き・・・なんていう純粋さなんかじゃ無かったということは確か。
10代後半のなんだかよくわからないけど、このままは嫌だ!!・・・っていうような、上手く言い表せない、どうしようもない気持ちの行き場所…ってのが、自分にとってはたまたまRockバンドだっただけだと思う。
あの時、その行き場所が「勉強すること」・・・だったとしてもさほど大きな違いは無かった。
彼女が「一緒に勉強しよう!」なんて言っていたら、きっと勉強することにしていたと思う。
でも、そう言わなかっただけのこと。
暴走族しまくってた友達もいたけれど、あいつだってきっと大して変わらなかったんだと思う。

たまたま自分はあの時、勉強することよりも、暴走することよりも、バンドすることにした・・・。結果、だから今に至るわけだけど、今、この街をこうして歩いていると、もしかすると本当はどれだったとしても、結局は「今」にたどり着いていたような気もするし、でも、それでも、だからこそあの時はRockだった…ってことなのかな・・・とも思う。

なんかもうどうでもよくなってきたので、今回はこのへんでおしまい。
by riki-tribal | 2009-06-09 23:56 | 長野のこと
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